寝違えはどう対処・予防すれば
よいのでしょうか?
寝違えは、寝起きに生じる首の痛みや動かしにくさになります。
多くの方が1度は経験されたことがあると思いますが、正しい対処法まで詳しく知られていないかもしれません。
「寝違えの痛みにお悩みの方」「寝違えを予防したい方」は、ぜひこちらのページに目を通してみてください。
寝違えの考えられる原因と対策(対処法・予防策)を詳しくご紹介しています。
目次
このような悩みはありませんか?
- 寝違えによって下を向き辛くなっている
- 寝違えになった際の対処法が分からない
- 寝違えを頻繁に繰り返している
- 寝違えを予防したい
国分寺みんなの整骨院での
【寝違え】の対処・施術方法
①痛みの改善
まずは痛みを早く改善することが大事になるので「ハイボルト療法」「特殊電気療法」で炎症を取り痛みを緩和させます。
②筋肉の緊張の緩和
炎症が落ち着くと筋肉の緊張が残ります。
「ハイボルト療法」「ボディケア」で筋肉の緊張を緩めて筋肉を良い状態にします。
③原因の改善
ここが1番大事です!
猫背が原因の場合は「猫背矯正」を行い、肩甲骨の動きが悪い場合は「肩甲骨ケア」など寝違えになってしまった根本を施術し寝違えになりにくい身体づくりを目指していきます。
④日常生活改善
寝ていて痛みが出てしまったものは寝方や寝床が悪いことが多いです。
そこで寝方の指導や枕、マットレスのアドバイスをさせて頂きます。
寝違えは繰り返しますので根本からしっかり改善させることをおすすめします。
寝違えの考えられる原因について
こちらでは、寝違えの考えられる原因をご紹介します。
正しい対策を行うためにも、まずは痛みが生じるメカニズムを理解することが大事です。
不明な部分も多いのですが、寝ている時の姿勢や身体の状態が影響すると考えられます。
寝違えの主な原因
寝起きに首が痛くなる原因は、首の軽い肉離れが考えられています。
首まわりの緊張が強まった状態で、寝返りや寝起きに首を動かした際、筋肉を痛めてしまうのです。
睡眠時に緊張が強まるのは、次の要因が挙げられます。
●寝方が悪い
不自然な体勢で寝ていると、首の緊張が強まってきます。
特に枕が合っていない(高すぎる、低すぎる)場合は、首にストレスがかかりやすくなっています。
その他、「ソファーで寝る」「椅子に座って寝る」など、ベッド以外の場所で寝ていても、首への負担となってしまいます。
●冷え
身体の冷えは肩が縮こまり、首周辺の緊張を強めてしまいます。
冬場はもちろんのこと、夏場もエアコンがつけっぱなしだと身体が冷えやすくなります。
●酷い首肩背中の凝りを持っている方
・デスクワークで長時間パソコン作業をしている
・スマホを長時間操作している
・猫背姿勢である
・スポーツや仕事で身体を酷使している
上記のような要因で首肩〜背中の緊張が強まっている方は、睡眠中に首を痛めるリスクが高くなります。
寝違えを肉離れとしてご紹介しましたが、実際のところメカニズムは明確になっていません。
その他「頚部の血行不良(筋肉の強いしこり)」「疲労による筋肉の痙攣」「椎間関節の捻挫」なども挙げられます。
しかし、いずれのメカニズムにせよ、「頚部の緊張(循環の低下)」は寝違えの主な原因になると考えられます。
寝違えの主な症状
寝違えの主な症状には、「寝起きの首の痛み」「首の可動域制限」が挙げられます。
●寝起きの首の痛み
寝違えでは、首の後方を痛めやすくなっています。
程度によっては、首だけではなく背中や肩まわりにまで痛みが広がる場合があります。
また、筋肉の緊張によって、頭痛や腕・手のしびれを伴うこともあります。
●首の可動域制限
寝違えでは、痛みによって首が動かせなくなるケースが多くなっています。
・上を向きづらい
・下を向きづらい
・後ろを振り向けない
このように、痛めた部分や程度によって制限される動きは変わります。
また、肩や背中まで痛めている場合は、腕の動きや体幹の動きも制限されることがあります。
・寝違えの痛みの経過
寝起きから徐々に痛みは引いてきて、1日から長くても数日程度で自然と回復するケースが多くなっています。
しかし、「痛みが悪化する」「痛みが変化しない」「手足にしびれがある」「激しい痛みがある」といった症状がみられる場合は、何か病気の可能性も考えられます。
医療機関で検査を受けるようにしてください。
●寝違えに似た症状を起こす病気
・頚椎症性神経根症
・頚椎症性脊髄症
・頚椎椎間板ヘルニア
・強直性脊椎炎
など。
寝違えの対処法や予防策について
寝違えは筋肉を痛めている可能性があるため、無理に動かすと痛みを悪化させるおそれがあります。
急性期、慢性期と時期に合わせた対処を行なってください。
また寝違えを繰り返している方は、普段から予防しておくことも大事です。
こちらで寝違えの対処法と予防法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
寝違えの正しい対処法について
●痛みが強い時期(急性期)
・安静、冷却
寝起きの痛みが強いタイミングでは、安静を心がけてください。
無理にストレッチや体操をすると、痛みを悪化させる可能性があります。
また、痛むところを保冷剤や氷水などで冷やすと、症状が落ち着くことがあります。
消炎鎮痛の湿布も有効です。
・お酒を控える
飲酒によって血行が良くなると、炎症を悪化させるおそれがあります。
寝違えの痛みがある時には、お酒を控えるようにしましょう。
●痛みが落ち着く時期(慢性期)
・温める
急性期の痛みがおさまりましたら、今度はホットパックや蒸しタオルなどを使って、首まわりを温めましょう。
温めることで、頸部から背中の緊張が緩みやすくなります。
また、湯船に浸かった入浴も有効です。
・ストレッチ
動かせる範囲で、頭を横に倒したり、顔を左右に向けたりして、首のストレッチをしてください。
また、首は動かさなくても、肩のストレッチによって可動域の制限がとれてくることもあります。
①痛みがある側の腕を最大限後ろに引き、20秒ほどキープします。
②20秒キープしたら、ゆっくりと腕を下ろします。
こちらを2セットほど繰り返してください。
日常で行える寝違えの予防策について
●まくらの見直し
横向きに寝た際、頭が傾かず、背骨がまっすぐな状態に保持できる枕が理想です。
長年使っているとへこんでしまっている場合もあるため、寝違えを繰り返している方は、枕の高さや硬さを1度見直してみてください。
●首、肩、背中のストレッチ
寝違えをした時だけではなく、普段よりストレッチで首・肩・背中の筋肉を柔らかくしておきましょう。
・胸を開くストレッチ
①背中側で指を組み、頭を後方に倒します。
②口からゆっくりと息を吐きながら、両腕を後ろに引いていってください。
肩甲骨まわりと、首の前側の筋肉がストレッチされます。
・首のストレッチ
頭を横に倒す、顔を左右に向けるストレッチがあります。
●ホットパック・蒸しタオルなどで温める
筋肉の緊張が強い状態で寝てしまうと、寝違えやすくなります。
寝る前にホットパックや蒸しタオルなどで首・肩・背中を温め、緊張を緩めるようにしましょう。
●座り方の見直し
猫背姿勢では、首・肩の緊張が強まりやすくなります。
顎を軽く引いて、背中を伸ばした姿勢を普段から意識しましょう。
デスクワークでは姿勢が崩れないよう、机の高さやパソコン画面の角度なども調整してみてください。
著者 Writer
- 稔田 喜幸
- 【所有資格】 柔道整復師
【生年月日】 1976年9月21日
【血液型】 B型
【出身地】 東京都昭島市
【趣味】 ゴルフ(目指せシングルプレイヤー)
【得意な施術】 ハイボルト療法
▼ご来院される患者様へ一言
毎日多くの方にご来院いただいています。
日々施術していて思うことは、同じ症状の方は1人もいません。
そこで私たちが1番大事にしていることは、カウンセリングで患者様の話を丁寧に聞くということです。
「患者様が私たちに何を求めているのか」「腰痛が無くなったら何をしたいのか」「腰痛だけでなく他にお身体の悩みがあるのではないか」「施術に不安を抱えているのでないか」などをお伺いしています。
ですので遠慮せず何でもご相談下さい。
何かお手伝い出来ることがあると思います。
是非一緒に解決していきましょう!
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