スポーツ中に発生するケガを
適切に対処・予防しましょう
激しい動きが伴うスポーツでは、ケガのリスクが高くなっています。
部活やクラブへの早期復帰を目指すためにも、受傷後の素早い処置が必要になります。
また、使いすぎによる痛みでは、普段からの予防も欠かせません。
こちらのページでは、スポーツ中にケガが発生する原因と対策を詳しくまとめてあります。
スポーツによるケガでお悩みの方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
目次
このような悩みはありませんか?
- 野球肩を予防したい
- 投げ込みをしていると肩に痛みを感じる
- サッカーでバランスを崩し、足をくじいてしまった
- 肉離れからできるだけ早くスポーツに復帰したい
国分寺みんなの整骨院での
【スポーツによるケガ】
の対処・施術方法
①患部へのアプローチ
ハイボルト療法や特殊電気を用いて炎症や痛みに対してアプローチをしていきます。
まず痛みを改善すことに優先します。
②運動療法
痛みの原因を作っている場所の施術を行います。
例)野球で肘が痛い場合
肩甲骨の動きが悪く肩がうまく動かないために肘を痛めてしまっている場合は、肩甲骨の運動療法をしなければまた再発してしまいます。
このように痛みの原因の動きを良くする施術を行っていきます。
③テーピング
痛みが改善されてすぐに全力というわけにはいきません。
炎症が出たことにより筋力も落ちてしまっています。
いきなりサポートもなく使ってしまうと再発する恐れがありますので、しばらくはテーピングをしながら競技復帰していただきます。ここで用いるテーピングは「キネシオテープ」「KTテープ」です。
④アスリートの通信簿
アスリートの通信簿とは「運動機能」「栄養摂取量」「栄養バランス」を数値化したものです。
このアスリートの通信簿を用いて今後どんな取り組みをしてお子さんの成長促進やパフォーマンスupをしていくか考えていきます。
最近の子どもの身体は弱くなってきています。
しゃがめない子・猫背の子・片足立ちが出来ない子・疲れたという子など昔では考えられないことが今起きています。
身体が弱くなってしまっている状態でスポーツをしていると、ケガを繰り返してしまいます。
お子さんの成長を促すためにこのアスリートの通信簿を用いて、今後どんな取り組みをしていくのか一緒に考えていきましょう。
スポーツ障害とスポーツ外傷
について
スポーツ中のケガは、「スポーツ障害」「スポーツ外傷」の二つに分類され、ケガが発生するメカニズムや対処、予防策も変わってきます。
ケガへの適切な対策が取れるよう、発生原因と代表的な症状をこちらで確認していきましょう。
使いすぎや突然の外力によっては、日常中でも発生する可能性はあります。
スポーツ障害について
スポーツ障害は、繰り返しの負荷によって発生した痛みになります。
1度の外力で発生するわけではないため、受傷機転(ケガをしたきっかけ)は明確ではありません。
スポーツ障害は主にオーバーユース(使いすぎ・疲労の蓄積)によって発生します。
また、ミスユース(間違った身体の使い方)や、ディスユース(準備不足)なども痛みを引き起こす要因に挙げられます。
●主なスポーツ障害
・野球肩
投球動作の繰り返しによって生じた、肩の痛みです。
腕を上げた際に一定の角度で痛みが生じる「インピジメント症候群」や、肩挙上時の痛み、夜間痛が生じる「腱板損傷」、投球時の痛みが生じる「上腕骨骨端線離開(リトルリーグショルダー)」などがあります。
・野球肘
過度な投球練習によって発生した、肘の痛みです。
投球動作によって肘の内側に牽引力が働き、腱や靭帯を痛めてしまうことがあります。
また、肘の外側や後方の骨・軟骨が衝突し、痛みを生じることもあります。
・オスグッド
サッカーのキック動作やランニング、ジャンプなどで、膝下に痛みや腫れが生じたものです。
大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)の収縮によって脛骨粗面(お皿の下あたり)の軟骨が引っ張られ、発生します。
※上腕骨骨端線離開や野球肘(内側型)、オスグッドなどは、成長期の子どもに発生しやすいです。
・テニス肘
テニスのバックハンドで生じる、肘の外側の痛みになります。
主に中高年の女性に発生しやすくなっています。
また、フォアハンドによって、肘の内側を痛める場合もあります。
スポーツ外傷について
スポーツ外傷は、1度の強い外力によって発生した負傷になります。
スポーツ障害とは違い、ケガの発生した原因が明確です。
●主なスポーツ外傷とその原因
・捻挫
可動域を超えた関節運動が生じ、関節周辺の靭帯や関節包を損傷したものです。
「ジャンプの着地で足を踏み外す」「コンタクトスポーツでバランスを崩し、足を挫(くじ)く」といったように、捻挫の多くは足首に発生します。
・肉離れ
筋線維を部分的もしくは完全に断裂したものです。
筋肉が伸長した状態から、強く筋収縮をした際に発生しやすくなっています。
「短距離走のスタート」「サッカーでのフェイント」などによって、太ももやふくらはぎの筋肉に肉離れは起こりやすくなっています。
・打撲
身体の局所を強打し、皮下組織(筋肉や腱、血管など)を損傷したものです。
「ラグビーでの相手選手との衝突」「野球のデットボール」などで発生することがあります。
その他のスポーツ外傷には、骨が損傷する「骨折」や、関節が元の位置からずれてしまう「脱臼」なども挙げられます。
スポーツ中だけではなく、「日常生活(仕事や家事)での使いすぎ」「転倒」「転落」「交通事故」などでスポーツ障害、スポーツ外傷は発生する可能性があります。
特に普段運動しない方が急に激しい動きをした際、ケガをしやすくなっているので注意しましょう。
ケガをした場合の対処法と予防法
使いすぎによる痛みや腫れ、急性の外傷などが発生した場合は、早急に「RICE処置」を行いましょう。
無理に動かし続けたり放置したりすると、スポーツへの復帰にも時間がかかってしまいます。
また、痛みを起こさないためにも、普段から予防しておくことも大切です。
こちらでは、スポーツによるケガへの対処法と日常的にできる予防策(ストレッチ・トレーニング)をご紹介します。
スポーツによるケガへの対処法について
スポーツ障害、スポーツ外傷に関わらず、素早くRICE処置を施しましょう。
●RICE処置
・Rest(安静)
損傷を悪化させないよう、患部を安静にします。
テーピングや包帯などで、関節を固定する場合もあります。
・Icing(冷却)
炎症や腫れを抑えるため、患部を冷却します。
氷水や保冷剤などを使用し、タオル越しに患部に当てるようにします。
特に野球肩では、投球後の疼痛が強い場合は、10分〜20分ほど肩をアイシングしましょう。
・Compression(圧迫)
腫れが広がらないよう、タオルや包帯などで患部を圧迫します。
・Elevation(挙上)
内出血を抑えるため、患部を心臓より高い位置に挙上します。
●医療機関、整骨院に行く
腫れや痛みが強い場合は、RICE処置をしたら早めに医療機関で検査を受けてください。
「重度の捻挫だった」「打撲だと思ったものが骨折だった」といったケースもあります。
また、整骨院でも急性の外傷(捻挫、肉離れ、打撲など)の対応が可能です。
固定や物理療法(超音波、特殊電気など)で患部の治癒力を促進していきます。
そして、痛みの様子をみながら徐々に身体を動かし、スポーツ動作への復帰を目指します。
スポーツによるケガの予防策
●ストレッチ
運動前後、お風呂上がりなどにストレッチを行い、筋肉・関節の柔軟性を高めておきましょう。
野球肩や肉離れの予防に効果が期待できます。
・肩後方のストレッチ
①四つん這いの状態から、片方の腕を上に伸ばします。
②その状態で背中を反らし、お尻を後ろに突き出すようにします。
③利き腕はもちろんのこと、反対側もバランス良く伸ばしましょう。
・広背筋のストレッチ
①両腕を上方にまっすぐ伸ばし、指を組みます。
②そのまま、両腕を左右に倒すと、脇の下(広背筋)のストレッチが行えます。
・足のストレッチ
①椅子に座り、片膝を伸ばします。
②足首を90度に立てた状態で上半身を前に倒していきます。
③左右交互にバランスよく数回繰り返しましょう。
太もも裏側からふくらはぎの筋肉をストレッチできます。
●肩のインナーマッスルトレーニング
野球肩の予防に効果が期待できます。
①肘を90度に曲げて、脇を締めます。
②手のひらは上に向け、肘の位置は固定したままにしましょう。
③肩を外旋するチューブトレーニングを行いましょう。
また、ペットボトルを手に持ち、外転(肘を伸ばして腕を外側に上げる動き)のトレーニングでも、肩のインナーマッスルを鍛えられます。
著者 Writer
- 稔田 喜幸
- 【所有資格】 柔道整復師
【生年月日】 1976年9月21日
【血液型】 B型
【出身地】 東京都昭島市
【趣味】 ゴルフ(目指せシングルプレイヤー)
【得意な施術】 ハイボルト療法
▼ご来院される患者様へ一言
毎日多くの方にご来院いただいています。
日々施術していて思うことは、同じ症状の方は1人もいません。
そこで私たちが1番大事にしていることは、カウンセリングで患者様の話を丁寧に聞くということです。
「患者様が私たちに何を求めているのか」「腰痛が無くなったら何をしたいのか」「腰痛だけでなく他にお身体の悩みがあるのではないか」「施術に不安を抱えているのでないか」などをお伺いしています。
ですので遠慮せず何でもご相談下さい。
何かお手伝い出来ることがあると思います。
是非一緒に解決していきましょう!
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